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字幕放送

字幕放送をご覧になった方はそんなに多くはないと思いますが、情報のバリアフリーとして、字幕放送が始まって十数年が経ちました。
当初は文字放送の一部でしたが、文字放送が停滞する中で、難視聴者団体などからの要望や字幕番組制作への補助金が政府から支援され、難視聴者対策として字幕放送が推進されて参りました。
いまでは字幕番組もかなり増えましたが、初期は少なくて見られるものも限られ、また受信機も少なくアダプターでの視聴が大半でした。今でも受信機の普及は限られているものと推定されますが、番組数については政府の指導の下で着実に増加しています。
アナログからデジタルへの移行に伴って字幕の受信設備が標準化され普及への期待がもたれます。
       
字幕放送の受信対象者は主として難視聴者とされていますが、他にも適した用途が考えられます。
例えばテレビの音声を大きく出せない病院の待合室や電車内のテレビ、逆に騒音の中で音声が聞こえないような場所での視聴には適しています。

特にこれからのデジタル化で移動体テレビとして電車内での利用に期待がもたれるところです
キー局や準キー局の字幕番組はかなり増加してきましたが、これからは系列地方局や独立局、CS局・ケーブル局といったところの対策も待たれるところです。
地上デジタルも最終コーナーにかかって来ました。パソコンでも簡単に字幕が見れますし、字幕の受信体制も整いつつあります。
一方では、字幕送出設備システムへの設備投資、字幕制作経費の圧縮などの大きな問題も抱えます。

字幕放送の今後に期待されることは、リアルタイム字幕への対応ではないでしょうか。現状では、音声認識やリスピーク方式の音声認識、特殊キーボードによる速記式入力などが行われていますが、充分とはいえません。また、骨伝導といった科学的な方法も模索されていますが、実用化にはまだまだ時間が必要でしょう。
効率的な入力システムと人材の育成によって、リアルタイム字幕の前進が期待されるところです。

   総務省       総務省平成16年字幕実績       字幕制作フロー

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